どうもこんにちは、ユーリです。
などと、お悩みの方はいませんか?
そこで今回は、
- 役所などの地方公務員に向いている人の性格や適性
- 実際にいた市役所職員のタイプ
- 地方公務員に必要なスキル
をお伝えします!
民間企業も市役所も経験したからこそ感じた違いもありますので、是非お読みください。
目次
地方公務員に向いている人の性格・適性
【公務員】ルーチンワークが苦にならない人
想像通りの方も多いと思いますが、役所の仕事の約7~8割が決まりきったルーチンワークです。
例えば定期的な税金の徴収、各種手当や届出の受付、月末や年末の実績報告などが主な業務です。これらは毎回同じ流れで行うので変化がなく、楽しくないと感じる人も多いと思います。
アイデアを出して新しいことを自分たちでどんどん取り入れていきたい!という人には向いていません。
【公務員】地域や住民への奉仕精神がある人
憲法に”公務員は全体の奉仕者である”と定められている通り、奉仕の気持ちがなければ務まらないな~と、実際働いてみて感じました。
一番わかりやすいのが災害時で、自分や家族の安否よりも住民の救助や生活環境確保を優先させなければいけないといっても過言ではありません。
災害時でなくとも、昼休憩に住民さんが来られた時や電話があったとき、時には休日でも自分が担当者であれば対応しなければなりません(自治体によると思いますが)。
休日はきっちり休みたい、仕事優先にしたくない、という人には向きません。
【公務員】メンタルが強い人
メーカーなどの民間企業であれば、ある程度の客層は決まってきます。
ですが、市役所職員などの公務員は管轄住民全員がお客様にあたり、住民の性格や体質も様々です。
などと、理不尽なクレームにも対応しなければならず、時には怒鳴られることもあります。私が働いていた役所では、週に2~3回ほど罵声が飛び交っていました。
そのため、理不尽なクレームに耐えられる強い心を持っている自信がない人は、辞めておくのが無難です。
【公務員】安定性を求める人
”雇用の安定”を一番考えさせられたのは、新型コロナウイルスの流行です。
コロナによる国内企業の倒産は7773件(1/13現在)にも上りますが、自治体がなくなることはまずありません。
万が一市町村合併があったとしても、公務員という立場上職を失う不安はありません(犯罪を犯した場合は勤務先が公開され、免職や停職処分となります)。
こうした安定性が魅力的な公務員ですが、それよりもやりがいや楽しさを求める人にはおすすめしません。
【公務員】成果対給料を求めない人
多くの市役所では日本の昔からの評価制度”年功序列制”を採用しているため、長く働くほど自動的に昇給します。
これは、地域のために自ら動いて感謝されようと、指示された仕事をただこなしていようと、同じです。まぁ、これでやる気がなくなる人は多いですよね(;^ω^)
そのため、「どんどん成果を出して早く昇給したい!」という人には向いていません。
【公務員】コミュニケーション能力がある人
ここでいう”コミュニケーション能力”は、話す力はもちろん、相手の話を聞くことも含みます。
行政手続きは複雑でややこしいものが多いですが、窓口に来られる方にその説明を分かりやすくしなければなりません。
また、ほんの些細な質問や相談、意見を投げかけられることもありますが、これらを”どうでもいい”と聞き流さず誠実に聞きながら対応する姿勢を持っている必要もあります。
人と話したり分かりやすく説明するのが苦手な人は、少し厳しいかもしれません。
【公務員】がつがつ主張しすぎない人
民間企業であれば、自分の意見を上司にぶつけると「意欲がある」ととらえられて評価されることが多いと思います。
ですが公務員の場合、古いルールや決まり事を守りたがる人が多いため、あまりにも自分の意見やアイデアを貫き通そうとすると腫れ者扱いされて浮いてしまいます。
自分の考えを反映させてほしい!と思う人には向いていません。
【地方公務員】実際にいたタイプ
わたしが働いていた市役所ではどんなタイプの人が多かった/少なかったかを次にご紹介します。
割合 | どんなタイプの人? |
---|---|
大多数 |
|
ごく少数 |
|
いない |
|
あくまでも私が働いていた役所でのことですが、どこでも大差ないと思います。
ほぼ先ほどご紹介した”適性のある人”と被ることが分かりますね。
地方公務員に必要なスキル
これまでのお話の総括的に、地方公務員に必要なスキルを優先度の高いものからご紹介します。
- ルーチンワークをこなせる人
- メンタルの強い人
- 地域や住民への奉仕精神がある人
- コミュニケーション能力のある人
上記4つは必ず必要なスキルです。
④は部署によっては必要ないこともありますが、①~③は、どこの部署に行こうと必要です。
地方公務員として市役所で働いていた私は、③のメンタルが弱すぎて何度も心折れそうになっていました。
時には怒鳴られた後、バックヤードで涙してしまうことも・・(;^ω^)
このように、後から「こんなはずじゃなかった!」となってしまわないように、公務員試験を受ける前に自分がこの4つの適性があるかを確認してみましょう!!
最後に、ここまで読んでみて「公務員になりたい!」「自分は向いているかも!」と思った方は、さっそく対策を練っていきましょう!!
さいごに
いかがでしたか?
わたしは民間企業と市役所の両方を経験したからこそ、市役所で働く地方公務員の特徴をしっかり把握できました。
こうした経験を生かしてこの記事を書いたので、「公務員になるか悩んでいるけれど、自分に合っているか分からない」「民間と公務員で受験先を悩んでいる」などといった、就活生や転活生の参考になれば幸いです(^^♪